「大江戸おもしろ雑学～中宮入りした家康の孫娘 改名理由」

更新日：2017年5月22日

みなさま、こんにちは
今回は京屋かつら代表　京谷武弘先生の
「大江戸おもしろ雑学～中宮入りした家康の孫娘 改名理由」をお送りします

徳川家康の孫娘で、２代将軍秀忠の五女 和子（かずこ）は
後水尾天皇（ごみずのおてんのう）に中宮入りしました
中宮とは皇后様のことです
中宮入りした際
名前の読み方を和子『かずこ』より『まさこ』へ改名しています
濁音の名前が認められず、改名したとのことです

和子の娘、興子（おきこ）は後水尾天皇の退位後、明正天皇として即位します
実に１５０年ぶりの女性天皇、女性の天皇は６人だそうです
（女性天皇８人の内、２人は重複しています）
家康は明正天皇の祖父になりました

もし皇族に御嫁入される方が濁音の名前だったら
今でも改名しなくてはならないのだろうかと、ふと思いました
今は「子」の付く名前が少なくなっていますが
その点も気になります

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