三次元形状圧縮成形技術

木の可能性を未知なるものへと高める技術、それがリグノテクスです。

木材を三次元形状に圧縮成形する技術、それが名古屋木材の登録商標でもある「LIGNOTEX(R)リグノテクス(R)」。木材の硬度や強度を高め、質感アップも図ります。リグノテクスは、森を育てるために必要な間引きにより発生する「間伐材」をも利用可能にするため、経済的な価値を生み出し林業を活性化、自然環境の改善を促進。また将来的には石油をはじめ有限な資源を使った商品を、循環資源を使った商品へと転換することも目標にしています。

●木とは思えない質感や強度向上が可能になります。

○素材の強度がプラスチックと同等以上に

圧縮による密度の増加により、曲げ強度や表面硬度が増加するためプラスチックと同等以上の硬度を得ることができます。これにより従来の軟質針葉樹には不向きだった製品や、これまで木材が使われなかった分野への利用が可能になります。

○ツヤ、香りなど、材質感もアップ

無塗装であるにもかかわらず、圧縮加工の過程で塗装とは異なる深いツヤと独特の香りを楽しめます。

○不可能だった防水・防湿性もアップ

木材を高温化で圧縮することで木材が有する細胞間の隙間を小さくし、細胞の結晶化が図られるため、内部に水が浸透する時間を大幅に遅らせることが可能。また木の質感やぬくもりはそのままに、高度な耐久性・耐水性・防虫性・防カビ性が実現されます。

○オリジナル性と唯一性で価値ある逸品に

1個ずつ異なる美しい木目と色合いは、自分だけの特別な製品という価値、愛着を生み出します。

●リグノテクスを施した木製品は、さまざまな用途展開が可能です。

自動車内装部品をはじめ、インテリア、プロダクトなど、用途バリエーションは多彩。御社の生産品や新しいビジネス展開に、木材の付加価値をお役立てください。